HUNter 486の記事で書いたマダムとのディープなお付き合いが続いているのだが、この方、アヤシくて面白い(そして、もちろん美味しい)レストランを見つけてくる並々ならぬ嗅覚をお持ちなのだ。
第一弾はLancaster Gateにあるロシア/アルメニアレストランのErebuni。
このレストラン、London Guards Hotelというトラベラーズホテルの地下にあり、もちろん表には看板など出ていない。
つまり、「ここにErebuniがある」と知っている人でないと来られない場所なのだ。(そして、知っていても「本当にここかなぁ」と迷う。)
やや薄暗い、食堂に毛が生えたような感じのレストランに、マトリューシュカなど民芸品がたっぷり飾ってあるバーカウンター。その脇のテレビでエンドレスで流れるロシアの歌謡番組。
とにかく異国な空間。。。
アヤシイ雰囲気に圧倒されるのだが、出てくる料理はどれもとっても美味しい。
もちろんお薦めはピロシキ。がっつり羊肉のピロシキも美味しいが、キャベツと人参だけのベジタリアンピロシキもやさしい味付けでかなりいける。
私のお気に入りはこんな感じ。
SEKHTORATS:揚げ茄子のサラダ
RUSSIAN SALAD:マヨネーズで和えたポテトと茹で野菜のサラダ
MUSHROOM JULIENNE:マッシュルームのホワイトグラタン
KHACHAPURY:グルジア風ナン(チーズの挟まったパン)
BORSH:ウクライナ風ボルシチ
CHICKEN KIEV:鶏の胸肉にチーズを挟んでパン粉をつけて揚げた料理
PLOV PO-UZBEKSKI:中央アジア風羊肉ピラフ
BEEF STROGANOV:ビーフストロガノフ
ちょっと濃い目の料理にグルジアワインやロシアのウォッカがよく合う。
チキンキエフは、切るととろっとろのチーズが出てきて、本当に美味しい。プロフは脂っこすぎず、ちょうどいい。
それにしても毎回、ついつい食べ過ぎてしまうなぁ。。。
金曜日と土曜日の夜には、中央アジアのミュージシャンによるパフォーマンスが繰り広げられる。
私達が行った夜はトルクメ人のミュージシャンで、キーボード、エレキヴァイオリン、歌、DJと一人何役もこなし大活躍。
一緒に行ったトルクメ人のAY嬢は中央アジア音楽が始まると大喜びでホールの中央に踊りに出て行く。
私達も手を引かれて見よう見真似で中央アジアダンスを踊ってみる。
そのうち、自動演奏に切り替えたミュージシャン氏が輪の中央に躍り出て、速すぎてどうなっているのかわからないスピードで足を動かし中央アジアダンスを踊りだした(トルキッシュダンスとコサックダンスのハイブリッドのような踊り)。
あまりのすごさに言葉を失う。。。
ミュージシャン氏が演奏に戻ると、お客さんたちもさらにノリノリで踊りだし、踊りの合間にウォッカのショットを煽り汗だくになってみんなで輪になって踊る。
もうトランス状態。これは楽しいぞーー!
そして第一回のセッションが終わると、ミュージシャン氏はお客さんから沢山のウォッカのショットをおごられ、上機嫌で次々に飲み干していく。
その間に、バーカウンターの上に取り付けてあるスクリーンではロシア・ポップミュージックが流れ、マスターがノリノリでカラオケを歌いだす。
ご丁寧にミラーボールまであり、怪しい光が天井を回りだす。
「シベリアの場末のバーってこういう感じよねー。」と80年代にロシアに住んでいらしたマダムがつぶやく。
そうですか、シベリアですか。。。
とにかく、濃〜い異文化体験がしたい人、美味しいロシア・アルメニア料理が食べたい人、ミュージシャン氏のダンスが見たい人、ロシアカラオケが聞きたい人、ウォッカを煽りたい人、Erebuniにお越しあれ!
脳ミソがぐるぐるかき回されること請け合いです。
Restaurant ErebuniLondon Guards Hotel
36-37 Lancaster Gate
London W2 3NA
http://www.erebuni.ltd.uk/
posted by sachi716 at 03:22|
ロンドンレストラン
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